江 戸 里 神 楽

里神楽は、江戸時代初期に江戸に伝わり各地の神社祭礼で演じられてきました。

江戸里神楽は、笛、大太鼓、大拍子の演奏で、面を着け、ほぼ無言で演じられます。多くは神話を題材としています。

ご鑑賞時は、美しい衣装、そして面にもどうぞご注目ください。

上は、「天孫降臨」より、高天原から地上に降りる途中ニニギノミコト(天照大神の孫)が、現れた場面です。左は道案内をするサルタヒコノオオカミ、そして天照大神がお隠れになった天岩戸前の宴で踊った芸能の女神、アメノウズメノミコトです。(この時の踊りが神楽の始まりと言われています。)